むくみ体質ではダイエットもバストアップもうまくいかない?

仕事が終わるといつも脚がパンパン。
朝履いてきたパンプスがキツくて苦しい毎日。

自分の脚が1.5倍くらいにふくれあがっているのを
見るだけでもストレス。

ましてや、夜の飲み会の席に
むくんだ体で出向くのも嫌なものです。
余計に太って見えてしまいますものね。

そんな私もダイエットしてるけど、
むくみがあると痩せないの?
バストアップもしたいけど、
むくみがあるとよくないの?

ココでは、むくみのダイエットとバストアップへの影響と、
日頃注意すべきことや対策をダイエットとバストアップの
それぞれの視点からお話していきますね!

特に下半身太りとむくみが気になる方は
しっかり読んでみて下さいね^^

■むくみの影響は意外に大きい?!

むくみって、外から見ると単に脚などが水ぶくれで
太くなってるだけ、という感じですが、
実際中側はどうなっているのでしょう?

そこにむくみ改善の糸口もあるので、
少しむくみのメカニズムも知っておきましょう。

むくみは血管の外側と細胞との隙間に、
水分が溜まる状態を指します。

口から摂取した水分は血液となり、栄養や酸素と共に、
心臓の強いポンプ作用で全身に流されます。(動脈)

~行きはよいよい 帰りは怖い~はここから。

手足の先まで流れてきた血液は今度は体の各所から
心臓に戻さなければなりません。(静脈・リンパ)
しかし、静脈は心臓の圧力の力が弱く収縮力も弱いので、
スムーズに心臓に送り返すことが出来ません。

手足には、心臓のような強いポンプ作用で
血液を送り返してくれるシステムはありません。

かろうじて下半身などの筋肉の収縮運動が、
静脈やリンパの流れを促しています。

ところが、下半身太りタイプの女性は、血管の回りが
脂肪にまみれ、脂肪に圧迫された静脈やリンパは
細くなってスムーズに流れることが出来ません。

筋肉が弱くなっている方はなおさらです。

毛的の流れが悪くなると、静脈やリンパに
不要な水分が吸収されず、むくみとなります。

このむくみは、ダイエットやバストアップに
悪影響を及ぼしてしまいます。

影響① 溜まった水分が体を冷やす

下半身にお肉がつきやすいタイプの女性は特に、
むくみによって溜め込まれた水分が体を冷やし、
脂肪が冷えて固くなっている可能性が高いです。

影響② 血液循環が悪くなると・・・

太もも裏などにセルライトが出来やすいのも
冷えて脂肪が固くなり、血液循環も悪いため、
老廃物が排出できないせいです。

脂肪をエネルギーに変えてダイエットを進めるためには、
脂肪を温めて、エネルギーに変換する作業が必要。

血液の循環が悪くなると、
蓄えた脂肪をエネルギーに出来ないので、
余計に溜まりやすい環境になります。

影響③ 冷えは体の機能を鈍らせる

冷えた体は、各臓器の機能を低下させます。
私たちの体温は、36度台以上に保たれることが望ましく、
1度体温が上がるだけでも、免疫力も内蔵機能も良好に、
そして体脂肪はエネルギーに変換されやすくなります。

ところがむくみによって下半身などが冷えると、
体温が下がりやすく、卵巣や子宮などの
女性ホルモンを分泌する器官の働きも低下しやすくなります。

女性ホルモンのバランスが崩れると、
自律神経も乱れやすくなり、
さらに血行不良を促してしまいます。

影響④ 連鎖でどんどん状態は悪くなる

怖いのが連鎖です。自律神経が乱れて血行不良になると、
さらに冷えが進行し、余分な水分が溜まりやすい状態に。

冷えが進行すると女性ホルモンの分泌ももっと悪くなり、
バストを大きくするどころか維持も難しくなります。

さらに、冷えると脂肪燃焼効率が悪くなる一方で
ダイエットもうまくいきません。

■むくみがある女性が注意すべきこと

<ダイエット的なポイント>

着圧ソックス(メディキュット)的なむくみ取りグッズも
よいかもしれませんが、もう少し根本的な改善を。

着圧ソックスは、部分的に圧を加えて、
溜まった水分を血液に戻して心臓に返すことで
むくみを取ります。

しかし、人によっては「圧力」のかかり具合が
ストレスになったり、圧がかかりすぎて、
逆に血液の循環が悪くなるというデメリットも。

これでは本末転倒。
逆に冷えて、老廃物が溜まりやすい状態になります。
着圧系のむくみが取れる効果は一時的です。

日中は着圧系のストッキングなどで
血液を心臓に送るとしても、
睡眠時だけは、圧を与えないことも実は大切です。

私が通っていた整体の先生は、
ショーツやパジャマのゴムでさえも
「締め付けがあるから緩めるように」と言われてました。

睡眠時は、ダイエットやバストアップに重要なホルモンが
たくさん分泌され、血液によって全身に運ばれます。

できれば、部分的に圧を与える方法ではなく、
血行をよくするための根本的な改善が必要ではないでしょうか?

<バスト的なポイント>
むくみやすい体質だと、バスト周辺への血液循環も悪くなり、
老廃物が溜まりやすい状態に。

肩や背中のコリがひどくなったり、
老廃物が溜まると、胸の細胞が成長するための
栄養や酸素・ホルモンが届かず、
バストアップは余計にできにくい状態になってしまいます。

血行をよくするということは、
バストアップのためにも重要だったのですね!

■ダイエットとバストアップ的なむくみ対策

優先すべきは、血液循環の改善です。
そのためには冷えやすい部位をしっかり温めたり、
体を冷やさない服装、飲食などが重要です。

これは、管理人がかなり注意していることですが、
「白砂糖をやめる」ことも効果があります。

塩分カットも、もちろんむくみには重要ですが、
「白砂糖カット」もオススメです。

甘いお菓子、ケーキ、菓子パンを含む
様々な料理やジュースには
たっぷりの白砂糖が使われてます。

白砂糖は、砂糖の中では最も一般的で安い甘味料なので、
多くの家庭で使われてきましたが、
白砂糖はダイエットとバストアップに良くない!

なぜなら、「体を冷やすから」です。

痩せたいな・・・といいつつ、
ジュースをお茶代わりに飲んでいる場合ではありません!

ジュースって砂糖がどれだけ入っているのか、
今一ピンと来ないと思いますが、
ペットボトルコーラー1本で角砂糖が15個分!?

角砂糖1個5gが約19kcalなので、15個って事は・・・
コカコーラのカロリーを調べてみると、
500mlで225kcalという感じでした。

カロリーゼロの食品は0kcalですが、
甘味料にアスパルテームやスクラロースなどの
人工甘味料が使用されている事が良くあります。

人工甘味料もカロリーはゼロでも
体によくない添加物なので、オススメしません。

お料理には白砂糖などは控えめにして、
きび砂糖やてんさい糖を使うようにするとイイです。

また、筋肉を付けることも有効です。
筋肉がつくと体温が上がる上に、
ポンプ作用で溜まりやすい下半身の血液が
心臓へちゃんと戻るようになりますからね~!

COCOのまとめ

むくみって、ダイエットやバストアップに
大きく関係しないだろう・・・と思っていた昔の管理人です。

でも、実際は、こういう間接的な要因が
痩せない&貧乳スタイルをつくっていた・・・。

小さなことのように思えて、
実はダイエットもバストアップも成功させる
カギだったのですね。

どうしてダイエット頑張ってるのに痩せないの?
そう思ったら、日々の生活から少しずつ
見直していくことが大事だったのですね!

上記と関連することとして、
過酷なダイエットを無理して頑張っている方は、
かなりストレスも溜まってきていませんか?

特にしんどい食事制限とか・・・。
食事制限とむくみも大きく関係してますしね・・・。

ストレスは、自律神経や女性ホルモンのバランスを乱し、
さらに冷えやむくみを出現させる元です。

「早く痩せたい」と思う気持ちは分かりますが、
体に負担のかかるダイエット法を選んでいる場合、
思うように結果が出なかったり、健康もバストも
損なう可能性もありますよね。

胸がなくなるとダイエットどころではありません。
本当に今のダイエット方法でいいのか、
ゆっくり振り返ってみるのもイイと思います。

自分の体の声に耳を傾けて・・・。
当サイトでは管理人COCOの失敗体験から、
バストと体に負担のかかるダイエット法について
色々まとめてます。

一足飛びには行かないものだから、
自分の健康とバストに目を向けて進めていきたいですね!