生理不順になると太るワケ|女性ホルモンのダイエット的働き

こんにちは^^管理人のCOCOです。

生理不順だと太るの…?

そんな疑問についてお伝えしていきます。

本記事の内容

・生理不順=ホルモンバランスの乱れ

・”女性ホルモンの4つの痩せる働き”が得られない

・COCOのまとめ:スタイルアップのためにもホルモンバランスを整えよう

この4つの働きって、
意外にスタイルアップに重要なものでした。

生理不順になると働かなくなる
この作用について見て行きましょう!

必死にダイエットして○キロ痩せたにもかかわらず、
生理が不安定になってから太った。

生理前なのかよくわからない不安定さとともに、
甘いものが欲しくなってやめられなくなる日が続く・・・。

生理不順=「ホルモンバランスの乱れ」

生理不順は太る?

生理周期が乱れる=ホルモンバランスが乱れている

女性ホルモンは、卵胞期に分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体期に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)のバランスによって、月経周期が作られています。
このバランスが乱れると、生理が周期通りに来ないなどの「生理不順」が起こります。

”ささいなこと”で乱れるホルモン

なぜホルモンバランスは乱れるの?

ホルモンバランスを整える監視役の「脳下垂体」は
ストレス(疲労、疲労環境の変化など)でのダメージを受けやすく、
上手にホルモンバランスをコントロール出来なくなります。

ホルモンや生理はデリケートで、
小さなストレスやちょっとした疲れでも
不規則になってしまうものなんです。

  • 仕事のプレッシャー
  • 人間関係でのトラブル
  • 引っ越しや親族の変化
  • 働き過ぎ

これらによって、ストレスがかかると、
生理が止まったり、不順気味に。

「過度な食事制限」や「ダイエットのストレス」も
大きな生理不順の原因です。

>>

ダイエット中に不足しやすい栄養素

ダイエット中はホルモン分泌に必要な栄養源が
不足しやすいため、かなり注意が必要です!

  • ホルモンの元:コレステロール
  • 卵巣機能に必要な栄養素:タンパク質・ビタミン・ミネラルなど
  • 脳下垂体が正常に働く栄養素:糖質(ブドウ糖)

詳しくは、「美痩せのために摂るべき栄養素について

ダイエットをするならば、体のサインを知った上で、
ホルモンバランスを崩さないようにすることが大事。
ホルモン変化チェックのためにも、基礎体温は毎日つけることをお勧めしておきます。

※自分が生理不順なのかよく分からない…という方は次をお読みください。
それ以外の方は、読み飛ばしてOKです!

【補足】生理不順って、そもそもどんな状態?

生理不順で太るのは女性ホルモンに関係する

生理周期が乱れることって、
何がどうなっているのかピンときませんよね?

ただ、この状態が、後々「太る」という部分に
関係してきますので、まとめておきますね。

正常な生理周期と正常範囲についての目安

正常な生理周期とは?図

正常な月経周期:通常28日~30日くらい
※正常範囲は25日~38日周期

生理周期が乱れる場合の状態

頻発月経 生理周期が24日以内と短く、すぐに生理がくる。
原因は排卵障害⇒卵巣の働きが低下したことで起こる。
ホルモンバランスの乱れで、本来育つはずの卵胞が
女性ホルモンの働きで、育つ期間が短くなる。
黄体機能不全はプロゲステロン期が短くなる
希発月経 生理周期が39日周期以上と長い
①本来は卵巣の中の卵胞が成長して卵子になって排卵される⇒
②妊娠しなかったときに生理が起こる
①の卵胞の成長に必要なホルモン「卵胞刺激ホルモン」は
脳下垂体から分泌されている、指令ホルモン。
脳に何らかの支障を来すと、指令がでず、
卵胞が成長出来ないので、生理周期が長くなるのです
無排卵月経 基礎体温が低温期だけの一層
排卵がない プロゲステロンがちゃんと分泌されてない
正常な月経は、排卵が起こることで、プロゲステロンが分泌され、
基礎体温が上がる。
※多膿疱性卵巣症候群 卵胞が成長するが、上手く排卵できずに、
卵巣の中に卵が溜る病気でも
無排卵月経・稀発月経・無月経が起こりやすくなる。

10代20代の女性でも「生理不順」が増えています。

26日できたり35日できたり、50日できたりと、
生理周期が定まらなくなることもあるのです。

3.ホルモンバランスの乱れで太る4つのワケ

生理不順になるとなぜ太るのか?これは明白です。

生理不順になると太るワケ

生理不順で太りやすくなるのには、
「卵胞ホルモンのエストロゲン」の4つの働きが関与しています。

脂肪代謝を促せない!

生理不順になると太るワケとエストロゲン

エストロゲンには、「脂肪の代謝を促す働き」があります。

つまり、脂肪を燃焼させて
エネルギーを作り出す働きです。

エストロゲンの働きって、
女らしい体を作るから太るんじゃないの?

こんなイメージがある方もいると思います。

確かに「丸みを帯びた体を作る働き」もあります。
「脂肪を代謝を促す」働きもあったのですね!

生理不順でエストロゲン分泌も不安定⇒
脂肪代謝の働きが低下⇒痩せにくくなる(太る)

満腹ホルモンが出てこない?!

生理不順になると太るワケと満腹ホルモン

エストロゲンの分泌が減ると、
「満腹ホルモン」の”レプチン”も同時に減少!!

逆に、空腹ホルモンの”グレリン”は増加するため、
食欲ばかりが旺盛になってしまうわけです。

「レプチン」が減少することで、内臓脂肪が
燃焼されにくくなるという影響まで。

>>女性ホルモンが整いやすく?!
成功者増大中の最新ダイエット法とは?

脂肪の蓄積を防げる役がいなくなる?!

生理不順になると太るワケと脂肪蓄積防止

エストロゲンには、
「脂肪の蓄積を防ぐ作用」もあります。

エストロゲンの分泌が低下すると、
「Aldh1a1(アセトアルデヒド脱水素酵素1)」が活性化

内臓脂肪を蓄積してしまう。

これは困った問題ですね・・・。
生理不順の時はピルが処方されますが、
これもまた副作用で太る可能性も否めませんしね。

自律神経の乱れがダイエットを妨害?!

生理不順になると太るワケと自律神経の乱れ

女性ホルモンのバランスが崩れると、
「自律神経」のバランスも乱れ始めます。

自律神経は体温調節や交感神経、副交感神経の
バランスを保っている重要な神経。

これが乱れると、エネルギーを使いづらい体に。
自律神経の中の交感神経ばかりが優位になると、

  • 血液循環が悪くなる
  • 代謝が下がる
  • 冷えやすくなる
  • 消化が悪くなる
  • 精神的なバランスが乱れる
  • 不眠になる

というような影響が次々に出ます。

生理不順になると太るのが分かった

血液循環や代謝力、冷え、消化など、
ダイエットに関連する重要な機能低下。
だから太りやすくなるのです。

自律神経が乱れる⇒女性ホルモンが乱れる⇒生理不順⇒自律神経がもっと乱れる⇒
女性ホルモンがさらに乱れる・・・

と、悪いサイクルが出来てしまいます。

不眠になると、成長ホルモンの
ダイエット的恩恵も受けらません!!!

ますます太りやすい体になってしまいます。

睡眠不足で痩せにくくなるワケ

だから、ホルモンバランスを整えることは、
健康にも、スタイルアップのためにも、
必要だったのです^^

生理不順のデメリット

生理が不順だと、
こんなデメリットもありますからね・・・。

  • 痩せ時期がいつか分からない
  • ホルモンバランスの影響で太りやすいのか、不安
  • いつ生理が来るのか読めない
  • 精神的に不安定になりやすい

周期が整うと、生理周期に合わせた
ダイエットも行いやすくなります。


生理が終わった後の「卵胞期(エストロゲン期)」は
ダイエットを促進しやすい時期ですからね。

うまく利用して無理なく痩せる事が、キレイにやせる秘訣!
生理不順だと「痩せやすい時期」が見分けられませんので、

まずは生理不順を改善することを第一にしてくださいね!

「女性ホルモン」を自分の味方に付けて…

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COCOのまとめ

「生理不順」はホルモンバランスが乱れた証拠。生理不順では、本来のエストロゲンの痩せパワーが発揮できません!
だから生理不順だと太りやすくなっていたのですね。

また、過酷なダイエットは生理周期を乱すので、
ダイエット中の方は要注意です。

見た目はスリムになっても、体内では悲鳴を上げています。

「ダイエット」を始めたら生理不順になった時の対応策

それ以外にも大きなストレスも、
ホルモンバランスにすぐ影響を及ぼしますしね。

エストロゲンが低下すると「脂肪代謝」も促されません。

頑張る人ほど、急激な食事制限などによって、
生理不順になりやすい傾向も・・・。

痩せてスタイルがよくなりたい!
自分も綺麗になりたい!
その気持ちはすごくよくわかりますが、
体にとって過激なダイエットは「負担」でしかありません。

そう願うのであれば、「健康的で綺麗に痩せられる
ダイエット法」を選択することは必須ですね^^

生理不順の方は・・・
まずは生理不順を正常に戻すところから始めましょう。

生理が整い、ホルモンバランスが取れると、
痩せやすい体に戻れますよ^^