炭水化物ダイエットで生理こないワケ|食事制限と生理不順

炭水化物ダイエット(糖質制限)で生理が来ない?!

炭水化物ダイエットやり方によっては
月経周期に大きな影響が出る可能性もあります。

炭水化物制限で痩せるのは、確かに悪くない面もありますが、
注意は必要です。

炭水化物を減らして生理が来なくなったら

自力で生理を起こさせようと頑張ってみたものの
全く生理が来ない…

※もし生理が止まって3ヶ月間来ていないようなら
すぐにでも受診しましょう。
男性医師の内診は不安だ…とか言っている場合ではありません!

今後のためにお話しますが、

ただ、生理不順は「ピル」などの薬を使って
生理を起こさせていく治療の場合も。

人によっては、ピルは”急激に太りやすくなる”ことも。
ダイエットしたくて生理不順になり、
結局は薬のお世話になって太ってしまった…

これでは、何をやっているのか分かりません。

食事を制限するようなダイエットは

  • 制限する食べ物をしっかり考えること
  • 「栄養バランス」を意識して無理なく行うこと

これが必須事項です。

ダイエット中に摂るべき食べ物について

炭水化物制限は実践しやすい反面、注意も

特に簡単に減らせる「炭水化物」
これも大幅に減らしてしまうと悪影響は強大です。

炭水化物を摂らなければ、体内に溜め込んでいるお肉から
エネルギーとして使われて、痩せるんじゃない?!と
頭の中では理解しがち。

しかし、炭水化物は重要な働きもありますので、
自分の判断で大きく制限するのは危険です。

先日炭水化物ダイエットを推奨されていた
鳩山邦夫議員が60代前半という若さで亡くなりました。

死因は十二指腸潰瘍ということですが、この数か月で
炭水化物抜きダイエットなどで激ヤセしており、
「炭水化物ダイエット」との因果関係が話題になりました。

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糖質制限で恐いのは「脳」の機能低下

脳のエネルギーはブドウ糖。
つまり炭水化物から作られる物です。

炭水化物を急激に制限すると、ブドウ糖が不足。
(糖新生システムについては別途)

脳の働きが悪くなり、
自律神経やホルモン分泌指令がうまく出せなくなります。

生理の源である「女性ホルモン」も脳の分泌指令によって作り出され分泌されているもの。

脳の指令が乱れるのはホルモンバランスの乱れに直結してしまいます。

脳機能は重要。ダイエッターにとっても

これでは、ダイエットを頑張っている意味がないですよね。
デメリットばかりで・・・。

例えば、お茶碗1杯食べていたものを
「一口減らすだけ」という程度ならば
それほど甚大な影響は出ないでしょう。

しかし、毎食ほとんど炭水化物を食べない、
もしくは、炭水化物は完全に食べない方は
体にいつ影響が出てもおかしくないですよね・・・。

炭水化物が少なすぎると痩せられない体に

極端に炭水化物を制限されると
体はどうにかして「ブドウ糖」を作り出そうとします。

その時に、「筋肉」を分解してブドウ糖を作り出してしまいます。

筋肉がどんどん分解されてなくなってしまうため、
結局は、「基礎代謝力」が急激にダウンして痩せない体に。

COCOのポイント
だから、食事制限ダイエットは、「何をどれだけ制限するのか」が
非常に重要なポイントとなって来るのです。

食事制限に頼らない東洋医学系のダイエットがすごい⇒

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COCOのまとめ

ダイエットで食事制限を行うと、
生理不順や生理が止まるリスクがあることを
常に意識しておくことが大事。

また、生理不順になってしまったら、放置はせず
医者に診てもらうようにして、
早くホルモンバランスが整う状態にすることが大切です。

ホルモンバランスが崩れた状態では
綺麗に痩せることは難しいということを
頭の隅に常に置いておきましょう。

食事制限ダイエットを行うときは、
必ず「制限する内容を吟味する」こと。

安易に過酷な制限を始めないことが大切です。

「-10キロ2ヶ月で痩せる!」ような目標では、
短期的に無理をしてしまいやすく、
生理不順のリスクも上がります。

目標の設定の仕方と痩せる方法の選択を見直し、
自分の体に負担のない方法を選ぶようにしましょう!

生理が整わなければ、生理周期に合わせた
効率的なダイエットは進められませんからね…。