ランニングで胸は小さくなる?バストから落とさないために

走って筋肉をつけて、もっと細くなりたい!
体の代謝を上げれば、痩せやすくなる?
ランニングは簡単だし、早く痩せられそう…

でも「胸が小さくなるのは嫌!」

ランニングは手軽で脂肪燃焼しやすい有酸素運動の一つ。

でも、ランニングってバストへの影響は
ホントの所どうなのでしょうか?

ダイエットに成功したのはいいけれど、
胸は小さくなって、垂れてしまったのでは
理想のスタイルに近づいたとはいえませんよね。

脂肪燃焼の効率を優先すべきなの?
バストへの影響を考慮すべきなの?

女らしい理想スタイルを目指すためには、
こういう「小さな選択」の1つ1つが大事。

ランニングダイエットを本格的に始める前に、
しっかり考えてみましょう!

ランニングV.Sウォーキングのメリットデメリット

ダイエットのための「運動」に「ランニング」を選んだ場合、
効率的な脂肪燃焼はできますよね。

ランニングはウォーキングよりも燃焼率が高いですから、
短時間でも脂肪燃焼が始まりやすいです。

ウォーキング 
50キロの人が「時速6キロの速さ」で30分歩いた
⇒118~130kcal前後

消費カロリー(kcal) = METS × 運動時間(時間) ×体重(kg) × 1.05
※METS(消費カロリー計算方法で定められている数値)

時速4キロの場合は「3」を当てはめて
時速6キロの場合は「4.5」を当てはめて
時速8キロの場合は「8.3」を当てはめて計算してみてください。

ランニング 
50キロの人が6キロ走った⇒300kcal
体重×走った距離=消費カロリーkcal

※ウォーキングでは速度を計算にいれますが、
ランニングでは速度は計算に入らないのが一般的。

この場合、ウォーキングは30分で3キロ歩いた計算のため、
消費カロリーは低い

同じ30分でも6キロ走ることができれば、
消費カロリーは倍以上になります。

ただ、ランニングダイエットは注意すべき点があります。
それは、「バストダウンの可能性」です。

ランニングを30分、7分/キロの速度で走った場合、
一歩を50センチとして考えると約「8000歩」

ランニングを週3回、2ヶ月行ったとすると、
「192000歩」

なんと「19万2千回分の衝撃」が、バストに影響します。

走った時のバストのダメージ

ランニングやジョギングによって、体が上下に体重移動する間に、
バストも大きく上下されます。

脚が地面に着地した時、
バストも予想以上に下に叩き付けられた状態になり、
胸は相当なダメージを受けます。

1000歩分走ったら、1000回。
5000歩分走ったら、5000回。

ものすごい回数だとおもいませんか?
1回のジョギングで5000歩走ったとしたら、
5000回もバストにダメージがある…

1ヶ月で150000回?!

バストが下垂するのも無理ないですよね。

仮に1ヶ月ジョギングして2キロ痩せたとしましょう。
でも2キロ痩せるために生まれるリスクは、
「急激なバストの下垂と燃焼」

これ、走らなかったら防げるダメージなのです…。

ランニング=胸へのダメージが大きいワケ

・揺れによるクーパー靱帯の損傷で下垂へ
・揺れによる脂肪燃焼でバストサイズダウンへ

バストの90%以上は脂肪。
心臓に近く常に体温が高まりやすいため、
燃焼しやすい部分です。

「脚痩せしたくてランニング」を始めた場合、
脚より先にバストから燃焼する可能性が”大”ってこと。

スポーツブラで揺れからの衝撃は守れたとしても、
内側からの燃焼を止めることは難しいです。

ダイエット的には燃焼効率が良くても、
ランニングは胸を残して痩せたい女性には
デメリットが大きいのです。

胸に負担のかからない運動を選んで継続

短期間で急激に痩せようとすると、バストに負担がかかります。

ランニング1ヶ月で2キロ体重を落とすところを
ウォーキングで2ヶ月かけて落とす。

<ウォーキングのよさ>
上半身を一定の高さに保って歩けば、
バストはそれほど揺れません。

スポーツブラをつけて歩けば、
ほとんどバストにダメージを与えずに有酸素運動ができ、
筋肉を鍛えることが可能なのです。ただ、

「燃焼が始まる時間が遅いウォーキング」
「燃焼効率も悪いウォーキング」

これで、ダイエットを続けるなんて、「期間(時間)」がかかりすぎて
続けられるかわからない・・・

それでもランニングダイエットを選ぶなら

<バストから落ちない対策>

  • スポーツブラは、胸の揺れを最大限に抑え、
    固定できるしっかり素材を厳選して。
  • 大胸筋を鍛え、バストを支える土台をつくる
  • バストのクーパー靭帯を強固なものにして、
    胸の揺れによって、ダメージを受けにくくする栄養を摂取すること

ランニング時のスポーツブラ選びのポイント⇒

クーパー靭帯の元はコラーゲン。
クーパー靭帯がダメージを受けて断裂されたり、伸びたりすると、
胸は垂れてしまいます。

バストの大きさを維持するためには、
ホルモン分泌を良好にして、乳腺の発達を維持しておく必要もあります。

COCOのまとめ

ランニングダイエットはウォーキングに比べると
ダイエット的な脂肪燃焼効率はよいものの、
バストにかかる負担とダメージが大きすぎる点は要注意!

ランニング時のバストの脂肪燃焼を押さえる方法も
あるにはありますが、燃焼度合いの大きい運動なので、
しっかり防ぐことが難しい点は否めません。

「女らしく痩せたい」という目的のために
「ランニング」を選んでいるのであれば、
ダイエット方法自体を見直すことも視野に入れてよいのでは?と思います。

バストは小さくなっても、下垂しても復活させるのが大変なものです。
自分の思うようにコントロールできる部分ではないので…。

管理人のように苦戦を強いられないためにも、
バストのこともしっかり考えて、ダイエット方法を選択してほしいな、
っと思います。