糖質制限が辛い女性|きつい・イライラでダイエット断念の前に

糖質制限 肉ばかり食べられない女性へ

結果が早く出やすいという情報から、糖質制限ダイエットを頑張っている女性へ。

糖質制限は、理論としては理にかなっていますし、早く痩せそう。でも実際にやってみると、きつい・イライラする・辛い…

ダイエットが失敗に終わる前に読んでいただきたく、書いております。
経験者だからあなたの気持ちはすごくよく分かります。一度読んでみて下さい。

糖質制限が辛いワケ

今までたらふく炭水化物(パン・ご飯・うどん・ラーメン・パスタ・ピザ)などを食べて生きてきたのに、「ハイ、今日から炭水化物はなしね」

体も心も脳もびっくりしまくりで、「反動が出る」

これは当然の結果…

今となってはそう思えます。

こうして文章を読んでみて、あなたもそう思いませんか?

※そもそも、「糖質制限」という単語自体が「制限しなきゃいけない苦しいこと」というイメージで、「ダイエット=苦しいこと」という構図ができてしまいます。

本来、キレイに痩せるためには、その構図自体を変える必要があるのですが…

「ダイエット=MY LIFE(私の人生)」

これくらい、明るくて、前向きで、当たり前に続いていくイメージをもつことが大事です。

少し話がそれましたが、糖質制限がキツイ・辛いという方の多くは、ネットに書かれた情報などを元に、炭水化物をカットして、タンパク質と野菜中心の食事に変えてみていると思いますが…

いきなり変えるとキツイキツイ!

糖質制限で肉をたくさん食べられない!女性へ

炭水化物を減らした分だけ必要なタンパク質を増やすというのは、相当大変なんですよね。

まず、「炭水化物(パン・ご飯・パスタ類)」を食べ慣れている私たちにとっては、タンパク質をたくさん摂ることからして大変なわけです。

噛み応えありすぎますし、胃にもたれる感じも否めない…

肉好きな男性ならともかく、パスタやパンが好きな女性にとって、炭水化物を減らして肉や魚をどんどん食べて!と言われても、実際は食べられないのです。

するとどうなるか。

タンパク質を食べなきゃいけないのにたくさん食べられない。
炭水化物は摂ってはいけない。何を食べてよいか分からない。

体はどんどんフラフラしたり、頭はぼーっとしたり、筋肉が煙になってなくなっていくように体のだるさが半端ない。

こんな状態になってしまうのですね。

ダイエットのために始めた糖質制限なのに、まさかの「栄養不足状態」!?

これも慣れ?と思って頑張れる方も居るかもしれませんが、体内のいらない脂肪を燃やしてエネルギーとして使える体質への改革(ケトンダイエット)時間も頑張りも必要なのです。

なぜなら、通常は糖エネルギーが不足しすぎると、その分を補うために筋肉分解されるからです。(分解された筋肉はアミノ酸として脳に送り込まれる)

そういう仕組みで何年も何十年も生きてきたのです。これまで。

脳は糖分を分解して得られるブドウ糖しかエネルギー源にできない。
それなのに、急に炭水化物から得られていたブドウ糖が途絶える。

すると、脳は脳自体の働きを抑制し、働きが鈍くなる。そのうえ、筋肉はどんどん燃やされてしまうのです。

糖質制限自体は、炭水化物が蔓延する現代には必要な方法だと思いますが、「どう進めていくか」は重要なポイントなのです。

「糖質制限」2度の粉砕で分かったこと

かくゆう私も糖質制限は2度チャレンジして、2度粉砕した経験があります。

1度目は何の知識もないまま、置き換えダイエットをした時。
2度目はきっかけはある本で、ダイエット目的ではなく、健康のために炭水化物を減らす方法を学びながら実践した時。

1度目は人生初のダイエットだったので、玉砕しました。
2度目は、「小麦」の危険性にショックを受けて始めたのですが、本当に辛いと感じました。

こういう過酷な手法をいきなりやっても、健康には慣れないし、キレイに痩せることは無理だと自分の体験から確証を得ました。

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糖質制限のやり方によっては逆効果!?

糖質制限をお勧めしない理由として、ホルモンバランスの視点でお伝えすると、「ホルモン分泌に関わる部分がダメージを受けやすい」ということ。

コチラの記事でも書きましたが、

脳の働きが悪くなり、
自律神経やホルモン分泌指令がうまく出せなくなります。

生理の源である「女性ホルモン」も脳の分泌指令によって作り出され分泌されているもの。

脳の指令が乱れるのはホルモンバランスの乱れに直結してしまいます。

ホルモンの司令塔である脳の働きが悪くなると、体内のホルモン量を適切に管理したり、ホルモン分泌指令ができなくなったりします。

炭水化物ダイエットで生理こないワケ|食事制限と生理不順

ホルモンバランスが崩れると、女性ホルモンによるダイエット効果は得られなくなりまる。だから、頑張っているのに痩せられない悪循環を繰り返し安くなるのです。

筋肉が無くなると、代謝量は激減!

糖質制限を一気に進め過ぎて、失ってしまう筋肉。
男性の場合は、アンドロゲンは筋肉を増やそうとする男性ホルモンなので、また取り戻しやすい。しかし、女性は女性ホルモンの作用で、もともと筋肉がつきにくいのです。

失った筋肉を取り戻すために、過酷な筋トレ・・・?

これは、なかなかできません。

「学生時代で、スポーツの大会を目指しているならまだしも、糖質制限で失った筋肉を取り戻すための筋トレなんて、無理!」という方多いと思います。

失ったら失ったまま、代謝量が下がった体でダイエットを継続せざるを得なくなります。

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まとめ

だから、糖質制限も進め方が大事なのです。

そして、自分が太っている原因はどんなところにあるのかを、しっかり自分と向き合って見極めながら進めることが大切なのです。

キレイスパイラル管理人のダイエット法では、糖質の摂取量はもちろん見直していきますが、絶対にホルモンバランスに影響が起こるような手法は摂りません。

今の自分の体の状態に合わせた、必要な対策を取っていく方法なのです。