同じダイエットをしても「冷え性」だったら痩せにくいの？
ダイエット中って、ホントいろいろな疑問がわいてきますよね。
昔はそれほど「冷え」なんて感じずに、
冬でもミニスカートを履いてた管理人ですが、
最近は冷え性がひどくてスカート自体も履けない…
ぽっちゃりしてると、つい「温かそう」なイメージをもたれがちですが、
実の所は、温かいものなのでしょうか？
ダイエットをしていると、やり方によっては
気づいたら「冷え」が進行してるってこともよくあるので
「冷え性」とダイエットの関係もちゃんと知っておきたいところですね。
体が冷えていると、影響が出るのはココ！
①血液循環
冷えによって循環が悪くなるので、
各細胞へ摂取した栄養素や酸素を送り届けることができません。
★循環の悪さは真っ先にバストに影響します！
②内臓の働き
冷えによって、内臓の働きが低下し、さらに血液循環の悪化で
必要なエネルギーや酸素供給が減ってしまいます。
特に、消化、吸収に必要な器官の働きが鈍ると、
食べたもののエネルギーが消費されずに体に溜め込まれてしまいます。
★胸を維持する女性ホルモンは卵巣で分泌されている！
内臓の働きが悪くなる＝卵巣機能低下でバストもダウン･･･
③分解酵素の働きも弱くなる！
消化・吸収・合成・分解・解毒の働きをしている酵素（補酵素）の働きが
低下するため、全体的な代謝力が低下。
★分解酵素などの酵素の働きは、
女性ホルモンを作るときにも必要なんです。
なぜなら、女らしさの女性ホルモンの大本は、
実は、男性ホルモン「アンドロゲン」で、
アロマターゼ酵素によって、変換されるのですから･･･。
酵素不良で女性ホルモンの低下はバストにもダメージに。
さらに、通常なら代謝によって、
体の外に排出されるはずの余分な脂肪や老廃物まで
体の中にとどまり、余計にため込む体質に。
★毒素はバストアップの敵となるもの。老廃物を溜めない体作りは
胸を残してダイエット、ダイエットしながらバストアップするポイントです！
溜め込んだ脂肪は、内臓の周りや血管の中にくっついてしまうため、
さらに血液循環が悪くなって、冷えが進行する最悪のスパイラルになるので、
「冷え性」の方は本気で対策したいですね。
基礎体温が低い場合も痩せにくい？
基礎体温が「35度代」の女性が増えていますが、
35℃代だと、かなり痩せにくい環境になっています。
なぜなら、脂肪細胞には血液循環がないため、
脂肪の温度は、他の細胞の温度よりも低いからです。
体温が高い人は、血液循環も良好なので、
脂肪の温度が下がりにくく、
すぐに脂肪を燃焼できる体制がつくれます。
だから、脂肪も貯まりにくい状態ですが、
基礎体温が低い人は要注意です。
平均体温が「1度」下がると、基礎代謝力が｢12％｣も下がります！
これは相当な差が出てくるといっても過言じゃないですよね。
基礎代謝で消費できたとすると、
35度台のBさんは、144kcalも減るので、
1056キロカロリーしか消費されない計算に。
それが、1ヶ月で計算すると、
Aさん36,000キロカロリーに対し、
Bさん31,680キロカロリ-となり、
4,320キロカロリーの差となります…。
4,320キロカロリーを運動で消費すると考えると、
相当がんばらなければならない量ですよね。
それだけの差が基礎体温１つで生まれてたということです。
でも、Bさんの燃焼できなかった「144キロカロリー」はどこへ・・？
それが各部位の「脂肪」となって増え続けているとしたら…
頑張って基礎体温と冷え対策をしますよね＾＾
★低体温は、バストアップにも不利な状態です。
体温が低いと、卵巣の働きも鈍りやすく
ホルモン分泌が不十分になりやすいので。
■冷えてる部分を守るシステムが難点かも？！
低体温や冷え性の人が太りやすいというのは、
私たちに備わっているこんなシステムがあるからなんです…。
体には、冷えている部分を守ろうとして、
「どんどん脂肪を溜め込むシステム」が備わっていたのです。
例えば、炭水化物やたんぱく質を極端に制限すると、
「熱」を作り出す栄養素が不足して、体温が下がります。
こうなると、体は冷え切って、どれだけ食べた量が少なくても、
体を守るために「ため込もう！」というシステムが過剰に働きます。
このせいで、さらに溜め込みやすい体質に変貌してしまうのです。
冷える⇒代謝力が低下する⇒脂肪が貯まる⇒もっと冷える
この良くないスパイラルのままでは、綺麗に痩せることは難しいので、
やっぱり冷え性は改善しなきゃですね！
■冷えを改善して痩せるために必要なこととは？
血液の循環を良好にするには運動は非常に有効なのですが、
ここでは「温める」ことに特化してお話しします。
Q：体の中で温めると最も「冷え」を早く改善できる部分はどこでしょう？
A：それは、お腹や腰回りですね。
お腹や腰回りは昔から冷やすな！と言われている通り、
たくさんの血液が集まっている場所なので、そこを温めることで、
暖かくなった血液が手や足に循環し、全体的に温まるようになります。
夏でも冷え性の人は、お腹や腰回りを温めるようにしてくださいね！
冷房は女性の敵だと思いますから。
★ちなみに、腰回りを温かくすることで、
子宮や卵巣の働きも良くなるので、
女性ホルモン分泌が安定して、バストアップにもいいですよ♪
冷えを守るのは「筋肉」
女性は男性に比べて体温が低めです。
それは、「筋肉量」に大きく関係しています。
よく旦那は、暑くて夏のエアコン温度を下げたがるが、
そばで妻は、寒くて眠れない～というパターン。
女性は、男性よりも男性ホルモンの分泌量も少なく、
筋力の発達が少ないため、筋肉が作り出す熱量が元もともと少ないです。
だから、体温も低いのです。
男性は、社会人になって、運動をしなくても、
男性ホルモンのお陰で、そこまで急激に筋肉は衰えませんが、
女性は、運動しなくなるとどんどん筋力が低下。
これつまり、熱を生み出す器官がどんどんなくなるので、
もっと冷えやすくなるわけです。
ところが、間違いだらけの食事制限ダイエットや置き換えダイエットで、
お届くほど急速に筋肉を燃やしてしまい、
完全に「冷え切った体」となってリバウンドする方も増えています。
綺麗に痩せる！無理なく痩せるためには、
①体温を上げる（体を温かく保つ）
②筋肉量をアップさせて、熱を発生できる体にする
これは非常に大事です。
筋肉は、脂肪の代謝にも重要ですからね！
ただ、何でもかんでも運動をすればいいというものではないですよ。
間違うと、筋肉太りで、ムキムキ女子！になってしまいますからね(;´･ω･)
冷え性では綺麗に痩せない！体を温める食べ物⇒
豆知識
「脂肪」は冷たいものなのだった」
太っている女性ほど、冷たい脂肪に覆われて
「冷えている」「冷え性」タイプが多いんです。
燃やしたいのになかなか燃えない脂肪。
これ、実は相当「冷えている」からなんですよね。
なぜなら、脂肪には血液が通ってないから！
脂肪って、牛肉を焼いたら透明にとけだしてきて、
焼くのをやめてしばらくすると白く固まっているあれです！
冷えている女性は、残念ながら食事量を減らしたところで
痩せていきません。冷えているせいで燃焼効率が悪い体、
つまり、「痩せにくい体質」になっているから。
ダイエットを頑張っても、なかなか結果が出ない、
「痩せにくい体質」だと、痩せてほしくないバストに負担がかかって
胸だけがどんどんぺったんこになります。
だから、基礎体温をアップさせて燃焼しやすい体（環境）を作ることは、
ダイエットにもバストアップ＆維持にも重要なんですね！