背中って普段見えない部分なので、
見えやすいお腹や太ももなどのお肉に比べると
自分では気づきにくい所。
でもふとみてみると、脂肪がびっしり付いてしまって
綺麗なラインの服が着られない事も・・・。
自分では見えないけれど、人からは見られやすい部分だからこそ、
しっかりケアをしておきたい物です。
でも、背中に脂肪が付かないようにするにはどうすればいいの?
そもそもなぜ背中ってお肉が付いちゃうの?
まずは背中に無駄な肉が付いてしまう原因を知って行きましょう!
背中に無駄な脂肪がつく原因は大きく分けて2つ!
学生時代は、定期的にスポーツをする機会があるので、
普通に食べて、普通に動いていればそこまで背中に溜まることは
考えにくいです。
ところが、二十歳を超えると運動をする機会は
自分で積極的に作っていかなければ、どんどんなくなります。
背中には非常に多くの重要な筋肉があります。
ダイエットにもバストアップにも大きく関係する背中周辺の筋肉は、というと、
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 三角筋(さんかくきん)
- 広背筋(こうはいきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 大菱形筋(だいりょうけいきん):気をつけ!の姿勢で働く 引っ張る動作の時に働く
など
体幹に関係ある筋肉と働きをまとめてみますと、
- 頸棘筋(けいきょくきん):姿勢の維持
- 頸最長筋(けいさいちょうきん):立つ・座る時の姿勢で脊髄の正常な湾曲を維持
- 胸棘筋(きょうきょくきん):姿勢の維持
- 胸最長筋(きょうさいちょうきん):姿勢の維持
- 胸腸肋筋(きょうちょうろくきん):歩行や座る時などの日常の動作で動く。姿勢保持
- 腰腸肋筋(ようちょうろくきん):姿勢のバランスを保つ
など
「背中」と言っても、様々な筋肉がそれぞれの役割を果たしながら
私たちの姿勢を保ってくれていたのですね~。
でも運動する機会が減ると次のような影響が出てきます。
背中の筋肉が弱くなり、これまでのように燃焼することができなくなる
筋肉の低下から姿勢も悪くなりやすく
特に猫背は楽ではありますが、その分胸部への負担も増大します。
姿勢が悪いだけで、バストには大きな影響が出てしまうのです。
そこに筋肉がちゃんとついてくれてるだけで
①無駄な脂肪をどんどん燃やしてくれる
②筋肉の動きでリンパの流れを良くしてくれる
③常に血液循環が必要な筋肉があると体温が高く保てる
④無意識の姿勢を保ってくれる
などなど、いいことばかり。
昔は、意識しなくても運動ができて、姿勢も正す機会がたくさんあって、
成長ホルモン分泌も盛んだったので、何もしなくても
スリムな背中と良い姿勢を保てていました。
でも、年と共に使わなくなると、筋肉も減っちゃってるんですよね。
そして、筋肉がなくなると↑の①~④までのメリットが
全く受けられない体になってしまうので、背中のお肉もたまり放題に・・・。
もう一つの大きな理由としては、
「バストのお肉が背中に流れてた」ってこと。
上記でまとめたように、背中には非常にたくさんの
姿勢を支える筋肉があります。
使わない事で弱くなるのは、胸部の筋肉の方がテキメンで、
バストの脂肪は背中の筋肉に引っ張られて、
年々背中に流れて行く傾向があります。
バストは年と共に、下に下がりながら、上胸のお肉が
脇や背中の方に流れてそげていきます。
だから、胸の形は悪くなり、小さくなるのに、
背中のお肉はびっしりついた、というのは
バストの肉が流れたということが隠れていたのですね。
胸の肉が背中に流れてしまうと、
アンダーバストは増えて、ブラを付けるときに
アンダーベルトが食い込む。
そして、背中の凸凹現象が起こりやすくなります。
個人的にも背中の凸凹だけは作りたくないと思ってますが、
30代の管理人も20代に比べると脇の下や背中のお肉が
溜まりやすくなったと感じてます。
■まとめ
背中にお肉が付くのは、年齢的な要因も関係しますが、
やっぱり生活習慣によって大きく変わる部分ですよね。
背中にお肉が付きにくい生活を送れば、
10年後に「どうしよう・・・」と悩まずに
すっきりスリムな状態を維持することだってできます。
背中に脂肪が溜まらない自分でいるために、
また、すでに溜まった背中のお肉を徐々に落とすために
今からできることは、そんなに難しい事ではないです^^
少しずつのケアが、大きな結果につながる可能性もあるので、
気になている「今」が自分を変える良いチャンスになるかもしれませんね!
次のページは、具体的な対策についてまとめてます。
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