筋肉質な下半身太りの効率的に解消!運動では痩せないワケ

運動が好きで、運動はたくさんしてきたのに、
どうしてこんなに太腿やふくらはぎが太いの?

運動をしたら脚って痩せるんじゃないの?

こんな疑問を抱いたことってみなさんあると思います。
実は、筋肉が太って、下半身が太く見えてしまうのには、
こんな理由があったのです。

元運動部必見!筋肉質な下半身太りを解消するには

筋肉太りになりやすい部活は「テニス・卓球・バスケ・バレー・サッカー…」
といわれています。

なぜなら、「速筋」を必要とするスポーツで、
腰を低く構え、左右に動かく動作が相当多いスポーツです。

横に動くスポーツでは「横の筋肉」が発達し安くなり、太く見えます。

そういう管理人も、ガッツリ「テニス部」だったので、
太ももの筋肉は相当発達してました。

速筋と遅筋の発達は美脚づくりに影響する!

先ほど紹介した「速筋」は、「肥大化しやすい」という特徴があり、
やればやるほど、しっかりとした筋肉が太っていきます。

でも、私たちが目指すのは「アスリート脚」ではなく、「美しいほっそり脚」…

しかし、学校を卒業し、運動部で鍛えた「速筋」を使う場がなくなってくると、
どうなると思います?

「速筋」を持ちながら、運動をしなくなると、
急激に「燃焼効率」がダウンしてしまいます。

なぜなら、速筋では「蓄えた脂肪」は燃焼できないから!!

「速筋」が多い太ももは、主に「糖質」を燃焼します。

でも、運動をすることで、摂取した脂肪はエネルギ―に変換されて
全身でちゃんと燃焼されていたので、運動(部活)をしている時には
大幅に太ることはなかったかもしれません。

しかし運動部をやめると消費する場がなくなるので、
特に「脂肪」が燃焼できずに余っていきます。

社会人になると、運動する機会って極端に減りますよね。

摂取量がそんなに変わっていないとすると、
太腿周辺に蓄積されて、もくもくと太ももやふくらはぎが太ってしまいます。

「燃焼されずに残った脂肪によって…」

速筋が発達している方の美脚ケアの方法

太くなりやすい筋肉「速筋」のついた脚は、
どうやって痩せればいいのでしょうか?

速筋が衰えるまで待つしかないの?
運動をするとまた筋肉が発達するから運動はしない方がいいの?

疑問もあると思いますが、大丈夫です。ケア方法はあります。
その前に、ちょっと現在どんな状態になっているか
簡単なチェックをしてみましょう!

元々運動部で、ある程度筋肉が発達していて、
現在はあまり運動をされていない場合、
脚がこんな風になっていませんか?

簡単チェック

①何もしなくても太腿やふくらはぎはカチカチだ

②立ったり、力を入れたりすると筋肉がカチカチになる

③力を緩めると、筋肉の上に、つまめる脂肪がある

どうでしょう?

あなたのタイプは?

①の方は強力な「筋肉太り系」
②の方は、筋肉が弱った部分に脂肪や老廃物が貯まってきてる「筋肉太りα系」
③の方は、筋肉が弱って、脂肪がかなりたまってきてる「混合太り系」

このようなイメージです。

この3つのタイプの場合、通常の「食事制限」を行っても、
痩せたい部分がどんどン細くなることはないですよね。

かなり食事制限をすると、筋肉が落ちていくので、
痩せられる…と思うかもしれませんが、
それ以前に、バストのお肉の方が先に燃えてなくなり、
女らしさが失われるので、お勧めできません。

そうではなく、「筋肉太りの難点」を改善しながら、
効率的に痩せる方法をご紹介しましょう。

スポンサーリンク

元々筋肉質な筋肉太りタイプの難点は「からみ」

これまで「筋肉かも?」と思っていた固い部分。
それ、もしかしたら、筋肉じゃないかもしれません。

じゃなに?!

それ、筋肉と老廃物と脂肪のコラボレーションによって生まれた
固い筋肉もどきかもしれませんよー!

私たちの細胞が栄養を使った後に出る老廃物。
スポーツをやっている時は、筋肉を良く使っていたので、
マッサージを頑張らなくても、ちゃんと老廃物を排出できていたのです。

でも運動を止めると…たちまち老廃物はたまりがちに。

運動を辞めると老廃物がたまるワケ

その理由は筋肉の働きです。
筋肉は動かすことによって、近くにあるリンパ液の流れを良くする働きがあり、
運動によって、老廃物を処理するリンパ液もしっかり流れていたのです。

しかし、運動量が減ると、筋肉によってリンパ液が流れにくくなるので、
老廃物が貯まりやすい環境に。

運動をしなくなると、体温が高くなったり、汗をかいたりすることが減るので、
循環は悪くなりやすいですし、汗によって排出していた老廃物も
全部体内にとどまったまんまに。

だから、老廃物が貯まって、筋肉と脂肪の「悪のコラボレーション」が
勝手に起きやすくなってしまうのですね。

では具体的にどうすればよいのか?

老廃物と脂肪に邪魔されないための対策

これはですね、体温を上げながら、
できるだけリンパの流れをよくするマッサージがおススメ。

リンパマッサージを行っていくことで、
「筋肉もどき」の中の老廃物をちゃんと流して排出することが
可能になっていきます。

老廃物が排出できたら、脂肪を溶かして燃焼すれば、
少しずつ分厚い「筋肉もどき」の正体が、
昔鍛えただけの速筋ちゃんに戻ります。

速筋も使わなければ自然に衰えて細くなっていくので、
細くなる邪魔をしないように、速筋系の運動などはしないこと。

さらに、太ももの外側(前方と両サイド)の筋肉が
発達してしまうような姿勢や行動は控えること。

これが大事ですよね!

筋肉太りは運動ダイエットはNGなの?

いいえ、そんなことはありません^^

筋肉太りだからといっても、脂肪を燃焼するためには
やっぱり運動での「燃焼」は効果的ですからね。

先ほどお伝えしたように、筋肉で固く太っているようであっても、
「老廃物」が絡み合って固くなっているのです。

”老廃物”が絡み合って固くなると
脂肪がその隙間にたまりやすくなっているため、
筋肉のふりして実は脂肪もごっそりついているパターン。

まるで「霜降り肉」?!

このタイプは、固くなった筋肉をほぐしつつ
ややこしい老廃物を排出させ、間の脂肪を溶かして出すことが大事。

イメージ的には、筋肉と老廃物と脂肪を分離させて、
それぞれに必要な対策を行っていく感覚。

  1. 老廃物をのける
  2. 脂肪を溶かしつつ、筋肉を柔らかくさせる
  3. 脂肪を燃焼させる

こうすることで、余分な物がついた筋肉がすっきりします。

注意!「脂肪燃焼の段階」で、また「速筋系の運動」をしてしまうと、
筋肉肥大が起こってしまうので、ここでは別の筋肉を動かす運動を選択するのがコツ!

『遅筋』です!

ポイント

速筋を必要とするスポーツをしていた人ほど、
「遅筋」使う運動で、しっかり燃焼していくべし

遅筋を発達させるメリット~遅筋の魅力~

遅筋は、筋繊維細胞の中に、ミトコンドリア細胞内小器官が豊富にあるため、
脂肪や糖質を運動のエネルギーに変えることができます。

速筋の場合は、脂肪は燃えず、糖だけが燃えるため、
体に蓄えられた脂肪が燃焼できないのはもうご理解いただけましたか?

しかも、遅筋は柔軟な筋肉かつ、「肥大しにくい」ため、
遅筋を使う運動をしても「脚は太くなりにくい」のです!!

燃焼効率の高い美脚を作るためには、
「遅筋」をパワーアップさせて効率よく細く!しなやかに!

体内に蓄えた脂肪をしっかりとエネルギーに変えるためには、
「遅筋を動かす運動」とともに、酸素をしっかり取り入れる、
「有酸素運動」が有効ということです。

遅筋を使う運動

ヨガ・ピラティス⇒遅筋:バストアップ効果もあるほど
ランニング⇒遅筋:バストの大きい人は揺れに注意!
スロージョギング⇒遅筋:ウォーキングよりも消費カロリーが高い

スポンサーリンク

まとめ

遅筋肉をしっかり使う運動で
筋肉太りタイプの方も、しっかり燃焼させていきましょう!