縄跳びダイエットの罠
- 最近太ってきたし、縄跳びをしたら痩せるかな?
- 燃焼効果をアップさせるには、高く飛んだ方がいい?
- バストに影響もあるらしいから、ノーブラでした方がいいよ?
色々な情報が飛び交っていますね…。
20代前後の女性にとって、「縄跳びダイエット」って
すごくやりやすいダイエット法の1つですよね。
ウォーキングやランニングのように、
長い距離が必要なわけでもなく、
家の庭などで手軽に行えます。
ランニング等はマシーンがあれば室内でも可能ですが、
マシーンはかなり高額ですし、スポーツクラブに入会するのにも
結構お金がかかってしまいますからね。
縄跳びダイエットなら、数百円で手に入る縄跳び用の縄さえあれば、
いつでもどこでもできるので、継続がしやすいです。
手軽な縄跳びダイエットは、どれくらい効果があるのか、
バストへの影響はないかなどを調べてまとめておきました。
縄跳びダイエットの消費カロリーってどれくらい?
15分で1000回程度(1分に60回程度)飛んだとすると、
消費カロリーは100kcal前後。
□体重50キロの人が15分行った場合の計算方法
体重50キロ×時間0.25×8.0METs=100kcal
- これは、ご飯だとお茶碗の半分くらいの量
- 食パンだと 2/3枚(半分以下)
- バナナも 2/3枚(半分以下)
- ポテトチップスなら18グラム(10枚程度)
それくらいの燃焼量です。ちなみに上記の方が
1時間縄跳びをし続けると、400kcalの燃焼となります。
縄跳びは、しばらくやってない方が、急に始めると
かなりハードな運動で、数分でも息が切れます。
*キレイに痩せたい方は息切れしない運動を選ぶことも
大切なのですが、それはまた別のページでお話ししますね。
注意すべきはバストへの影響!縄跳びダイエットのデメリット
縄跳びダイエットで、最も注意すべきなのは、
「胸の揺れ」ですね。
縄跳びによってバストが上下に激しく動くため、
動きによってバストの脂肪が燃焼されることも心配ですが、
それ以上に「靭帯損傷」のダメージの方が要注意です。
胸は「クーパー靭帯」というコラーゲンでできた繊維が
下垂しないように吊り下げる役目をしています。
縄跳びによる大きな揺れは、クーパー靭帯を引き伸ばしたり、
切ってしまうなどの強いダメージを与えかねません!
痩せたはいいが、胸が垂れた、胸がしぼんだ…。
これでは、「綺麗に痩せた」とは言えませんものね…。
かなり間違った情報も氾濫しています。もしも縄跳びでダイエットをしたいなら、
バストの揺れを最小限に食い止める「スポーツブラ」の着用は必須。
スポーツブラといっても、近くの販売店に売っているような、
ペラペラのスポーツブラではなく、
ワコールなどのしっかりとしたメーカーで作られている、
ガッシリと揺れをガードする作りになったスポブラは必須です。
COCOのまとめ
胸は一度垂れると戻すのは大変なものです。
上記のスポブラ対策でもいいかもしれませんが、
将来垂れるか心配な方のダイエット法として、
「縄跳び」を選ぶべきではありません。
柔らかい胸の質の方は特に!!
バストに大きなリスクのあるダイエット法は避けるべきです。
本来なら、ウォーキングなどの方が
バストにかかる負担が少ないけれど、
有酸素運動で脂肪を燃焼でき、
体への負担が少ない運動をお勧めしたいところです。
しかし、帰りが遅いからウォーキングは暗くて物騒…
という女性もいると思います。
そういう方は、自宅でできるエクササイズがいいかもしれません^^